筆の動く儘に

妄想と創作の狭間を漂流する老人のブログ

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

洋画とポポーと青いほおずき

奈良県桜井市にある喜多美術館に行って来ました。 こちらの美術館は喜多才治郎氏が蒐集した作品を展示しています。個人の蒐集なので展示数はそれほど多くありませんが逆に言うとここでしか観ることが出来ない作品があると言えます。 今日観てよかったと思え…

三重苦からの味噌汁

アラフィフ以上ともなると近視、乱視、老眼で苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。 僕も小学生頃からひどい近視と乱視、そして40過ぎからの老眼で今日に至っています。 ただ近視に関しては老眼になっても苦労より効用の方が多いと思います。 焦点距離…

そこに私はいません

お墓参りに行きました! というお盆ならではの報告文がSNS上に氾濫しています。 何故でしょうか? お墓参りに行った事を知り合いに電話やメールで報告するでしょうか? もちろん仲のいい一部の知り合いには報告するかも知れませんが、全ての知り合いにはしない…

閑さや岩にしみ入る蝉の声

芭蕉が45歳の時に奥の細道の中で詠んだ有名な句です。 この時鳴いていた蝉は果たして何蝉なのか? ということが明治の頃の文壇で論争になりました。 候補に上がったのはニイニイ蝉とアブラ蝉。 議論は激しく対立しましたが軍配はニイニイ蝉に上がりました。 …