筆の動く儘に

妄想と創作の狭間を漂流する老人のブログ

三重苦からの味噌汁

アラフィフ以上ともなると近視、乱視、老眼で苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。

僕も小学生頃からひどい近視と乱視、そして40過ぎからの老眼で今日に至っています。

ただ近視に関しては老眼になっても苦労より効用の方が多いと思います。

焦点距離が変わるせいなのか医学的な事はわかりませんが、メガネさえ外せば手元は見えるし近視+老眼で今まで見えなかった少し離れた距離も見えるようになりました。

ですので今のところ老眼鏡は必要ありません。

ただ、老眼は確実に進行していますのでメガネのレンズを時々(年に一度)交換するようにしています。

今日はメガネのjins でレンズ交換しました。

30分で仕上がると言うのには驚きましたが、日を改めてもう一度来店する必要がなくなるのでこれはとても有り難い事です。

その待ち時間の30分をスタバでカプチーノを飲みながら過ごすことにしました。

映画カリートの道で主演のアル・パチーノが朝起きてカフェに行き、疲労困憊な感じでカプチーノを飲む場面を思い出したからです。

彼が飲むカプチーノは日本風に言えば朝起きてしっかりと目覚めてない状態で飲む美味しい味噌汁のように思えたのです。

スターバックスのベンチのような背もたれのないシートで(混んでいてそこしか空いてなかった)飲むカプチーノに、あれ、こんな味だったっけ?と思いました。要するに拍子抜けしたのです。

しかしながら実は本当に本当のカプチーノの味を僕は知りませんのでこの拍子抜けはひょっとしたら間違った反応なのかもしれません。

そこで正しいカプチーノ、美味しいカプチーノを探そうと決意しました。

しばらくはカプチーノアンテナを広げて街を彷徨ってみようと思います。

味噌汁のようなカプチーノに出会えるまでは。

 

カリートの道の抜粋をテーマソングに載せて