筆の動く儘に

妄想と創作の狭間を漂流する老人のブログ

【朗読】ミニシアター

ミニシアターとは一般的には客席数が200人以下の小さい映画館のこと。現在のシネコンも総じて200席前後と席数が少ないがこれをミニシアターとは呼ばない。シネコン以前の客席数は数百から1,000名程度入る映画館が当たり前だったし上映時間ごとの入場なんてこともなかった。立ち見も当たり前で途中入場して立ち見をし、その回が終わり客が掃けると猛烈な勢いで客席を奪取して改めて座って最初から観るなんてこともごく普通のことだった。

そんな時代に少人数の座席数でじっくりと観るような文芸作品を上映する映画館をミニシアターと呼んで区別していた。もしくは名画座などと呼んでいたこともあるが今となってはそれも懐かしいものである。


そんなミニシアターでじっくりと映画を見ようとしたときのエピソードを2016年に短編としてブログに書いた物を朗読してみました。

 

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さざなみ 原題45years