筆の動く儘に

妄想と創作の狭間を漂流する老人のブログ

もろこ

ご近所の釣り好きのご主人からもろこの佃煮を頂いた。
釣った魚を自分で調理する彼を料理のできない僕は尊敬している。
休みになると、といっても彼はもうリタイアしているので彼の休日がいつなのかは僕には分からないがとにかく休日になると新しく買った赤いSUVに乗って釣りに出かける。そして時々釣った魚を捌いて食べさせてくれる。

 

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実に美味しいもろこの佃煮

自分の趣味が誰かの尊敬の対象になるなんてそれこそまさに生きている甲斐があるってもんだ。尊敬されたいという邪まな考えは一切なくただ自分の趣味をやっているだけで。

競馬も彼の趣味のひとつだ。日曜日になると近所のコンビニにスポーツ新聞を買いに行く姿をよく見かける。奥さん曰く以前は競馬もなかなか成績が良くてお小遣いを稼いでいたそうだが最近は予想が全く当たらなくなったそうでその理由は新しく買った車にあると言う。なぜならその車は色が真っ赤なのだ。こんな色にするからダメなのよ、見るからに火の車みたい。と言って奥さんは彼のことを馬鹿にするように近所の人に言っている。文字で書くと誤解を招く恐れがあるがとても仲のいいご夫婦である。火の車は奥さんのネタの一つなのだ。

今日はよい夫婦の日ということらしいのでこんなのを書いてみました。