筆の動く儘に

妄想と創作の狭間を漂流する老人のブログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

乾いたスポンジ

独りぼっちのスポンジは 乾いて乾いて乾ききり 人差し指で押されても 反発どころかへこまない 独りぼっちのスポンジが 突然水をかけられる スポンジだって意地はある 最初のうちは弾いちゃう だけどすぐさまなしくずし 独りぼっちのスポンジが 水を吸ったら…

たましい

雨ですね。 晴れる日もありゃ雨降る日もある。 だから天気という言葉がある。 永遠に晴れの日だけ或いは永遠に雨の日だけだと 天気という言葉は生まれなかった。 起きている時間と寝ている時間があるから 覚醒、睡眠、不眠不休、睡眠不足、寝ても覚めても そ…

奥歯を噛みしめて

私はどちらかというと肩が凝らない体質のようだ。肩凝りに苦しむ人は大勢いる。病気が原因の人、運動不足の人、仕事での姿勢やストレスあるいは神経質な性格が筋肉をガチガチにしてしまう人。お陰様で私の場合は楽天的な性格が肩凝りを遠ざけているのだと自…

古いけど新しい

歳を召してなお美しい女性 そんな人を見かけた時 若い頃の僕は キレイな人だな、と ただ単純にそう思うだけだった アラカンともなると そんな単純な感想はなくなり その人の若い頃の姿や 歩んできた道のり そんなものまで勝手に イメージしてしまう 若い頃好…

孫からの葉書と私の返信

孫二号は年中組の男の子です。 御年五歳にして鉄ちゃんです。 電車に関する知識はとても太刀打ちできません。 そんな孫二号から先週葉書が届きました。 日曜日を待って私は色鉛筆を買いに出かけそして孫への返事を書きました。 今朝一番でポストに投函してき…

昨夜の月は特別な月 旅の途中の知らない街で ぼんやり見上げるのも いい趣向だったかもしれない あとになって気付く事ばかり 人生ってそんなもの 遠い昔の子供の頃 母と手をつないで歩いた川沿いの夜道 突然現れたスーパームーン あの夜から月が特別なものに…

三分間電話の日

今日は三分間電話の日だそうです。公衆電話が三分間の通話料金が十円になったのが一月三十日なのだそうです。 私は 仕事以外の電話はしなくなりました。でも昔はよく電話しました。そして掛ける電話番号はすべて記憶してましたが皆さんもそうだったと思いま…

孫の成長と私の老い

孫の成長はうれしいものだ。しかし孫が長じるにつれふと考える。まてよ、その分僕は老いていくんだなと。孫一号(男の子)は僕のことを「じいじ」と呼ぶ。孫二号(男の子)は「おじいちゃん」。孫三号(女の子)はまだしゃべれない。しゃべれないどころか僕…

大切な刺激

アーユルヴェーダは五千年前から続く最古の医学。健康と長寿を得るための方法で近年は現代医学と併せてその有効性が認められている。 今日は夕方からいつもの貸会議室で会議。席につくとなんだかとても暖かみのある甘い香りが漂ってきた。不思議と穏やかな気…

初春文楽公演

この正月の文楽は六代目竹本織太夫襲名である。織太夫のあの身体から発せられる語りは尋常じゃない。 文楽(歌舞伎もそうだが)を観ていると睡魔に襲われることが多々ある。まあクラッシックのコンサートでもそうなのだが舞台(音楽)に集中している人間の脳…

今日が何の日かは知らないより知っていた方がいい

昨日一月十五日はイチゴの日でした。僕の日は九月一日ですので少し早いけどお知らせしておきます。何事も早くから分かっている方が色々準備できるというもんです。 因みに今日は禁酒の日だそうです。あはは、そんなに困った顔しないでください。

敵から塩が届きますか?

今日は塩の日だそうです。 <塩の日の由来>戦国時代に上杉謙信が敵将武田信玄の領国の甲斐が塩の不足に苦しんでいるのを知り永禄十一年一月十一日塩を送らせたということから「敵の弱みにつけこまず逆にその苦境から救う」、あるいは「本来闘う内容以外のと…

酸っぱい味

特売で買ったインスタントコーヒーに湯を注ぐ コーヒーはブラックだね、なんて気取ってるわけじゃない ミルクとシュガーが面倒くさいだけ 湯を注ぐときにこぼした水浸しのテーブル いちいち拭くのも面倒くさい フーフーと冷ましてゆっくりすする 舌の上をゆ…

二〇一八年の抱負

今週のお題「2018年の抱負」 私が今一番なんとかしようと思っているのが英語です。私の英語のレベルは中学生の時に習った英語をほんの少し覚えている程度です。実は昨年末からワードプレスで英語ブログを開始しました。ワードプレスでは私が住む大阪をはじめ…