筆の動く儘に

妄想と創作の狭間で漂流する老人のブログ

酸っぱい味

特売で買ったインスタントコーヒーに湯を注ぐ

コーヒーはブラックだね、なんて気取ってるわけじゃない

ミルクとシュガーが面倒くさいだけ

湯を注ぐときにこぼした水浸しのテーブル

いちいち拭くのも面倒くさい

フーフーと冷ましてゆっくりすする

舌の上をゆっくり転がり

そして一気に喉から落ちる

マグカップの底に残る黒い粉

ぼんやりそれを眺めていると

酸っぱくて熱い息が

生きてやるぞと登ってくる