筆の動く儘に

妄想と創作の狭間を漂流する老人のブログ

雨と風と髪

おはようございます、じゅん爺です。

望むと望まざるにかかわらず髪は伸びる。
生きている限りこれは続く、というか生きている証である。

 

随分髪が伸びてきたのでカットの予約をしました。
髪が伸びて鬱陶しいので今は髪留めを使っています。

 

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生きているといえば地球だってそうだ。
雨も降れば風も吹く。
雷だって鳴るし地震も起こる。
それらは地球が生きている証なのだ。
その証の度が過ぎる時、人はそれを災害と呼ぶ。
しかし罪があるとすればそれは地球ではなくむしろ人の方だと思う。
人は事あるごとに地球の姿を人工的に変えてきた。
元々は人が生きる為にしていた事だったのだがいつの間にか発展という皮を被った金儲けへと変貌していった。
もっともらしい顔で「便利、快適、エコ、環境に優しい」と言う彼ら。
その甘言にほだされる我々。
不便、不快を受け入れる事が出来ればそれはエコであり環境にも優しい生き方となる筈である。

人が言うところの五十年に一回、百年に一回なんて地球の時間から考えれば意味のない物差しだ。
月に一回あるいは二ヶ月に一回髪の毛を切るのは人間の都合。
伸びようとする髪にとってそれは災害。
白くなる髪、二度と生えなくなる髪、それらは髪の精一杯の抵抗なのかもしれない。

今、僕の髪はほぼほぼ真っ白です。