筆の動く儘に

妄想と創作の狭間を漂流する老人のブログ

病院・待合室・椅子

今日僕は病院へ行きました。一昨日の夕方から体調が悪くなったからです。嘔吐とお腹の緩みに襲われたのです。その晩はどうにか眠る事が出来ました。一晩開けた昨日は早朝から何度かお手洗いに行きましたが午前8時頃にはそれらの症状は無くなりました。症状は無くなったものの平常通りに動くのはどうにも無理なので今日は1日寝ようと決めずっと布団に横になっていました。眠ったり目が覚めたりを繰り返し恐らく12〜3時間は寝たと思います。今朝目覚めた時もまだ動くのは無理だと思いましたが念のため思い切って病院へ行くことにしました。病院に着いた頃はやはり絶不調で受付するのさえとても億劫でした。とにかく何もしたくない、何かしようという気持ちが全然起きない感じでした。10時50分に受付を済ませ待合室の椅子に座りました。診察までは1時間15分ほど待つように言われていたのでその間メールをチェックしたりSNSを覗いたりしているうちにウトウトしてきました。いかんいかん寝ちゃダメだと思いつつメールチェック、SNS、ウトウトを繰り返しているとついにグッスリ眠ってしまいました。恐らく20分くらいは深い眠りに入っていたと思います。で目が醒めるとなんとむっちゃ元気な自分を感じたのです。もう嘘みたいです。さすが病院の椅子やなと思いましたがいやいやそうじゃないやろと冷静に考える頭脳も蘇っていました。さあそうなるとこれからの診察はもう受けたくありません。しかしこの時点で僕はもうベルトコンベアーに乗せられた憐れな患者として運ばれています。12時5分、名前を呼ばれ診察室に入り一昨日からの症状と実は今は元気な事を務めて明るい笑顔で伝えました。結局ドクターからは血液検査と点滴とCTをするように言われました。採血の看護師さん、点滴の看護師さん、CTの技師にその都度僕は元気だと豪語しました。しかし事態は変わる事なくベルトコンベアー式に流されていきました。全てを終えて再度診察室に入った時はもう夕方でした。ドクターからは特にこれといった診断もなくお薬もなく様子見という事で診察は終わりました。

結局12時頃まで家で寝ていてもよかったんじゃないのか。いやそうじゃない。病院へ行ったのは間違いじゃない、たまたま今日がそうだっただけで深刻な状況って事もあるんだから。そんな二つの意見が頭の中でいいバランスで闘っています。

そんな今日の晩ご飯はリンゴにしました。

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