筆の動く儘に

妄想と創作の狭間で漂流する老人のブログ

オーガニック・モカ

強烈な香りと程よい酸味とコクのオーガニック・モカ。ワイルドだけど上品だ。この相反する要素が生み出す心地良さは案外いいものである。
暑い日中だったのに夕方になると肌寒さを覚える春もそんな相反する要素が人に好まれる理由のひとつなんだと思う。
 
オーガニック・モカを飲みながら江戸川乱歩を読んでいる。
お店に流れる音楽ははショパンノクターン
それぞれ単独では素晴らしいのだがこの2つの組み合わせははっきり言っていただけない。
相反する要素がただただ相反しているだけで何も科学反応を起こさない。
飲みかけのオーガニック・モカもお店の音楽も変えることは出来ない。
残るは江戸川乱歩だ。
キンドルに入っている小説や詩集を思い浮かべてみた。
きっとどれも合わなそう。
そう思うと残っているコーヒーを一息に飲みそのまま僕は席を立った。
 

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