筆の動く儘に

妄想と創作の狭間で漂流する老人のブログ

初春文楽公演

この正月の文楽は六代目竹本織太夫襲名である。織太夫のあの身体から発せられる語りは尋常じゃない。

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文楽(歌舞伎もそうだが)を観ていると睡魔に襲われることが多々ある。まあクラッシックのコンサートでもそうなのだが舞台(音楽)に集中している人間の脳は眠りに入るのが正常な働きなのだそうだ、とは私の中学校時代の音楽の先生の言である。この先生はいつも蝶ネクタイをしているいかにもインテリジェンスセレブというお方だった。若干俗世間からは浮いている印象を子供だった私は見抜いていたが。それはさておき、人形浄瑠璃文楽の人形、語り、太三味線の織りなす世界がなんとも心地いいのである。大阪生まれの私には太夫の語り(イントネーション)はごく自然であり太三味線の音色はまさに琴線に触れるのである。先日母が襲名興行を観たいというのでチケットを買いに行ったが席はかなり売れていてなかなか盛況のようである。私もゆっくり観たいのだがなかなか時間が作れない。何とかならないものか・・・ではなく、何とかしなければいけないのだなきっと。

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